広島市の調剤薬局グループ　株式会社ファインプラス　楠木プラス薬局　しまねっこ薬剤師Y

先週末に桜を見に行きました。天候にも恵まれて、満開の桜でした。
とてもきれいですね。

ところで、春は寒暖差の大きい季節ですね。
昨日は暖かかったけど、今日は肌寒く感じることも多いと思います。
さらに春は移動性高気圧による気圧の変化や、卒業、入学など新生活からくる生活環境の変化なども相まって、いつの間にかストレスが溜まっている・・いわゆる〝春バテ〟の状態になる人が多いそうです。
私も最近まで、何だか身体が怠く、眠気があったり、スッキリしない時がありました。おそらく春バテだと思われます。

〝春バテ〟の症状はイライラや落ち込み、不眠、怠さ、倦怠感、集中力欠如などがあります。
この原因として、上記の気候、環境のストレスから自分を守ろうとして、身体の交感神経が働きすぎたり（ON）、リラックスできる副交感神経（OFF）への切り替えがうまく出来ないために起こるようです。自分の気が付かない所で身体は頑張ってくれてるんですね。
〝春バテ〟対策として、交感神経（ON）と副交感神経（OFF）のバランスをとってあげることが大事です。目元を温めたり、肌寒い時は一枚多く上着を着たりすると、OFFできますし、入浴によってもONとOFFの調節が可能です。
入浴で40℃程度のお湯にゆっくり入ると副交感神経が刺激され（OFF）、42℃以上の熱いお湯に入ると交感神経（ON）が刺激されるそうです。
ですので、普段の入浴でも自分の状態に合わせてお湯の温度を選ぶと良いですね。
もうしばらくは、気候が安定しない季節が続きますが、春バテと上手に付き合っていければと思います。

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