オーソライズド・ジェネリック

気がつけば、立秋が過ぎ・・・
今年は、連日の猛暑はないものの、雨が多く湿度が高く、時々の暑さ・・・
体には、負担になりますね
薬局にも風邪の方や胃腸の症状悪化の方が多く来られています
どうか疲れ持ち越さない様に

医療費が増大している中、医療費削減の為に、国、保険組合から後発薬（ジェネリック薬）の使用が勧められいます。
薬局では、ジェネリック薬についての説明をし、患者様の意向にそえるよう、安定供給、剤形、包装のデザインなどを考慮したジェネリックを取り揃えています。

〈オーソライズドジェネリック）　聞かれた事はあるでしょうか？

先発医薬品メーカーから権利の承諾をうけて、先発品とまったく同じ薬品をジェネリックとして発売されるものです。
名称、錠剤の刻印、包装のデザインを除けば、錠剤の原薬、添加物、製造方法まで、先発品と同じ薬品です。

オーソライズドジェネリックに利点は、先発と同じものである事、他のメーカーより半年早くに発売できることがあります。
海外では、普通の存在ですが、日本では、２０１３年６月が初めて発売でした。（アレグラのジェネリック）
その時には、他のジェネリック薬より後に発売され、先行発売が出来るという利点ではありませんでした。
２番目のオーソライズドジェネリックは、色々問題が出たディオバンのジェネリック、他のメーカーと同じ発売になり、先行発売になりませんでした。

そして、注目されているのブロプレスのオーソライズドジェネリック
血圧の薬で、服用されている方も多く、長く続けてのむ薬なので、ジェネリックを発売を待たれている方も多いですね。
他のメーカーより３ヶ月早くの９月の発売の見通しのようです。
ブロプレスのジェネリックとして、他のメーカー発売までは、あすか製薬のみ発売になります。
１社のみの発売になるので、多数のメーカーが発売するときより薬価は、少し高めになるのかもしれませんが・・・。