映画「人生フルーツ」

広島市の調剤薬局グループ 株式会社ファインプラス
まえだ薬局 西原店 パート薬剤師K・O

先日、アラフィフの友人に誘われ、広島市内にある映画館八丁座で「人生フルーツ」という映画を鑑賞しました。
東大出身の建築家、津端修一さんは90才、奥様の英子さんは87才。心豊かに丁寧に1日1日を過ごす老夫婦のドキュ
メンタリー映画です。住んでいるのは平屋一戸建てで雑木林に囲まれ、畑には様々な野菜に果物。英子さんは素朴で
おいしい料理を作りそれを食べた修一さんは必ず「美味しかったよ」と伝えます。
二人の生活には工夫と遊び心が溢れています。例えば野鳥の為に水浴場を設置したり畑に立てかけられた木のプレ
ートには可愛らしい一言が添えられていたり、とても穏やかで愛情に溢れていて誰もが理想とする晩年です。
終盤には突然の悲しい出来事に涙する場面もあります。それも含めてリアルな老夫婦の生活にこれからの私達自身
の姿を重ね、考えさせられました。
とても心を揺さぶられる素敵な映画なので多くの人に見て頂きたいなと思いました。