梅雨に入りましたね
あの夏を思わせる暑さの後、気温は低いながら湿度が高く体に負担がかかります・・・
梅雨時期の果物、びわが出回り始めました。
近所で見かけた木にもたわわに実っています。
びわは、自分でお店で買う事はあまりなく、今回いただき季節を感じ喜んでいたのですが・・・
びわを一口、二口目で、あっこれは・・・
口の中が、いがいがしはじめて、のどもいがいが、かゆみも・・・
うがいをするものの耳の中も鼻の中もかゆみが出てきて、腫れも・・・
すぐに、手持ちのアレルギーの薬を飲んだしだいです
実際にこのような経験をされたかたはお分かりかと思いますが、これは口腔アレルギー症候群の症状です。
口腔アレルギー症候群とは、野菜やフルーツなどの食べ物を食べると、唇の腫れ、舌やのどに痛み・かゆみ・不快感を感じ、時に舌・のどの腫れを起こす病気です。
重篤になるとアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。
原因としては、特に果物や野菜などの食材があげられます。
意外なことに、花粉に含まれるたんぱく質と似たものがこれらの食材に含まれているため、
花粉症の人にこれらの症状が多く現れるともいわれています。
とはいっても、花粉症の原因となる花粉はさまざまです。
原因となる花粉の種類によって、アレルギー症状が出る食べ物が異なります。
以下はその例です。
(花粉の種類:アレルギー症状が出る食べ物)
よもぎ:人参、セロリ、メロン、キウイ、リンゴ
ブタクサ:バナナ、スイカ、ズッキーニ、キュウリ
ハンノキ、白樺:リンゴ、桃、梨、さくらんぼ
カモガヤ:メロン、スイカ、トマト
稲:メロン、スイカ、トマト、キウイ、オレンジ
スギ、ヒノキ:トマト
美味しそうな果物や野菜 の名があげれましたが・・・
口腔アレルギーの予防法としては、自分の花粉症からアレルギー症状が出やすい食品を知り、
アレルギー症状が現れたものについては避けることです
私の場合、びわを食べるのは2、3年ぶりだったためすっかり油断していました。
ただ、花粉症のない方であっても口腔アレルギーを発症することはあります。
違和感を感じたときは次回から気をつけてください
食べ物では悲しい思いをしましたが、雨の中で生き生きと咲いていたアジサイに元気をもらった私でした。
タカタ