娘の目の話

広島市の調剤薬局グループ 株式会社ファインプラス
楠木プラス薬局 年々花粉症が楽になっている事務NT

10歳の娘が1年前の学校の視力検査で再検査の紙を持って帰りました。
日常生活に支障はなさそうだったので様子見としました。

それから冬になり今度は「小さい字を見ると目が疲れる」とのこと。
眼科に連れていったところ

「娘さんは遠視からきた弱視です」と言われました。

弱視とはコンタクトレンズや眼鏡で矯正しても視力がでない目のことをいいます。

3歳検診や就学時健診でも異常なし、え?という思いでした。

視力は生まれた時は光を感じる程度で、乳幼児期に急激に発達し
6歳頃には成人並みの視力に発達するそうです。
赤ちゃんの頃から色々な物を見る事でそれが刺激になり神経細胞や脳細胞が発達するそうです。

幼少期に遠視だとピントのあった鮮明な像が網膜に映されないままで、
細かいものを見るための脳や神経の動きが成長せず視機能の発達が途中でとまってしまうとのこと。

従って治療法としては弱視用メガネをかけてピントの合う映像を見続けることによって、
連絡回路が発達し見る力をつけていくそうです。

しかし、弱視を治せるのも視力の発達期だけで遅くとも5歳くらいまでには発見して訓練する必要があるらしく。

そして弱視と診断された場合の訓練メガネは9歳未満は保険適用があるそうです。

うちの娘は10歳なので発見も遅くメガネの保険適用もありません、
が少しでも回復することを信じて早速メガネを購入。

 

色もブルーグリーンで想像していたよりオシャレ。
100円ショップで渋いブルドックのメガネ置きを自分で選び。

「お母さんには馬ね」と私にもチョイス。

こんな感じで本を読んだりゲームをしたり集中して目を使うときにかけると効果的だそうです。

早く発見出来なかったことは悔やまれるけど、先生も可能性がないわけではないといわれるので
少しでもよくなればいいなと願っています。

みなさん、気になることがあれば放置せずお早目に受診しましょう。