広島市の調剤薬局グループ 株式会社ファインプラス
まえだ薬局三篠北町店 すぐに緊張する薬剤師 むーさん
6月14日に三篠北町集会所で行われた地域の勉強会へ参加してきました。参加人数は20人。
最初に中広地域包括センターの看護師さんから、地域包括センターの役割などの話がありました。
次にまえだ薬局の時間になり、まずは、肩をほぐすストレッチから。
今回は、今年4月から新しく始まった制度のかかりつけ薬剤師についてと、お薬手帳の活用法について紹介しました。
かかりつけ薬剤師とは
かかりつけ薬局の薬剤師のうち専属で担当させてもらう薬剤師のこと。
普通にお薬をもらうのと何が違うのかといえば、薬剤師を指名できるということ。
これまでの病歴もわかっているので、話しがスムーズなこと。
などを話しました。
その後、残薬整理のお手伝いをさせてもらっていること、そしてそのような時にはおくすりバッグ(ブラウンバッグ)を使って下さいと紹介しました。
ちなみに、なぜブラウンバッグと呼ばれるようになったのか調べてみたところ、もともとアメリカで始まった運動なのですが、アメリカでは茶色の紙袋を使っていたのでブラウンになったようです。
次にお薬手帳の活用法について話しました。
お薬手帳の裏表紙にアレルギーや副作用について書くページがあること。
医療機関ごとにお薬手帳を持っていて、併用薬の確認が出来なかったこと。
医療機関ではお薬手帳を持っておられるか聞かれなかったため、せっかくお薬手帳を持って来ていても、お薬が重複し、お薬をもらうまでに時間がかかってしまったこと。
など説明し、実際にお薬手帳があったおかげで防げた、副作用などを紹介しました。
今回の改正で、同じ薬局に、過去6ヶ月内に処方箋と一緒にお薬手帳を持って来られた方は、お薬代が10円から40円安くなりました。
30円から100円の負担金でかかりつけ薬剤師を決めることができます。
他の調剤薬局でも同じように取り組んでおられると思いますので、かかりつけ薬局を決めて、お薬手帳を活用していただけたらと思います。
途中でも質問が出て、一緒に行ってもらった管理薬剤師に助けてもらいながら、なんとか予定していた内容を伝えることができました。