フェブリク(フェブキソスタット)は、痛風・高尿酸血症治療薬として40年ぶりに新薬として発売された日本の製薬会社の開発品です。 世界では、アメリカ、欧州ですでに発売されています。
今年5月に発売され、半年がたちました。
《①メーカーからのフェブリクの製品紹介、②高尿酸血症の治療についての講演》の
研修会(広島県薬事センター主催)に参加しての新薬の情報を・・・。
フェブリク錠の特性・今までのお薬(尿酸産生抑制薬)との違い
・高尿酸血症の適応が認められた薬剤
いままでは、痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症でのみ適応があった。
痛風の症状や合併症がなくても使用できる。
尿酸の生産抑制する事により、尿酸値を低下する。
・血中尿酸値を治療値まで低下させ、長期のわたり、維持が可能。
従来の薬と変わりなし。
・腎機能の軽度から中等度の低下例のおいても使用できる。
肝臓で代謝され、不活性化して、糞便と尿へと排泄される。
従来の薬は、尿中のみに排泄される為、腎機能低下の人に使用できなかった。
・一日一回の服用で、有効。 新しい作用機序、非プリン型キサンチンオキシダーゼの阻害薬で、
それのみの代謝酵素のみに、働く。
従来の生産抑制薬は、1日2~3回の服用でした。
**腎機能低下の方には、使用できる薬という朗報です。
**現在、尿酸産生を減らして値を下げる従来のお薬でコントロールされている方には、
1日1回の服用に減りますが、薬代が高くなる事、発売1年内は、14日分しかもらえないので、
切り替えはどうなんでしょう?
講演された先生も痛風発作の時で、来られた患者さんでも、痛みがおさまれば、
治療の継続を中断してしまう方が多いといわれており、14日ごとの受診の継続は難しそうです。
尿酸値の階段を薬で、降りるイメージのようですね。 気づかないうちに階段を登らないように、
日常生活に気をつけたいものです。
尿酸値の高い方が、日常生活での注意点です。予防にもつながるので・・・
・標準体重を保つ
・食事の総カロリーに気をつける。
・お酒は、控えめに
・水分は、多くとる。
・適度な運動をする。
(治療中の方は) ・医師の指示どうり薬を続ける。
・定期的に検査をうける。
高尿酸血症・痛風の治療についての詳しい内容は学会のガイドラインを参考にしてみてください。
http://www.tukaku.jp/tufu-GL2.pdf
上記、固い内容で、少し自らのリラックスに郊外に出かけ、写真も撮れたら・・なんて思っていましたが、 風邪気味で、中止に
秋を感じる写真のみで・・・。
買い物途中に イチョウが色づき始ていまいた。
朝晩、寒くなり、薬局では、風邪の方が、増えています。 どうか皆さんも体に気を付け、秋を満喫してください
タカタ
「ビールを飲んでも大丈夫」な無理のない痛風克服方法
痛風は、正しい解消法の知識を身に着け、日々の生活の中で改善方法を実践し続けていくことで克服できるのです。ぜひ、貴方もこのレポートを利用して無理なく痛風を克服してください。