この春から、 「過剰な糖を尿から排泄させることで血糖を下げる効果がある」 新しい作用機序の糖尿病治療薬が各社から発売されました
新しい発想で、待ち望まれていた薬なのですが・・・
年を取ると、記憶力も落ち一気にたくさんのカタカナを覚えることが容易ではありません
そこで、各薬品の名前の由来を調べてみました
ルセフィ(Lusefi) → 一般名のLuseogliflozin(ルセオグリフロジンン)+fine
フォシーガ → 患者のため、患者家族のため、医師のためを表す「for」と、inhibit glucose absorption(糖の吸収を阻害する)の頭文字「iga」の掛け合わせ。
スーグラ → 薬効発現の作用機序に関連する、SGLT2(sodium glucose co-transporter2)のローマ字部分、S・G・L・Tをとった(suglat).。
アプルウェイ(Aplwey) → Apple(リンゴ)とwey(道・方法)の造語で、リンゴの樹皮から抽出された物質を起源とした。
デベルザ(de beleza) → ポルトガル語での「美」を意味する。過剰な糖を体外に排泄し、糖毒性を解除し、内面から身体本来の「美」を取り戻すことを期待する。
どのメーカーも自社の製品の売り込みに力が入っています
効果比較や、市場の割合はこれから明らかになってくると思います
私的には、フォシーガの勉強会で、 『とにかく、「干しイカ」→「フォシーガ」と覚えてください』 と言って見せられたスライドの「干しイカ」の画像にインパクトがあり、図らずもこれだけ先に覚えてしまいました
先日涼みに行った府中市の『三郎の滝』にはこんな由来があるみたいですよ
佐々木