広島市の調剤薬局グループ 株式会社 ファインプラス
まえだ薬局三篠北町店 緊張しやすい薬剤師むーさん

人生初の帯状疱疹になってしまいました。
50歳台から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。
帯状疱疹で皮膚科を受診された患者さんが発疹ができる場所によって皮膚科へたどりつくまでに脳神経外科や、整形外科を受診されていたのがわかりました。
私も最初は肩凝りだと思っていました。
肩が痛くなって２日後に虫刺されのようなぶつぶつが左側だけにできました。もしや？
患者さんから経過を聞いていなかったら、受診が遅れるところでした。
小さい頃にみずぼうそうにかかったことがある人は、水痘ウィルスが神経の中に潜んでおり、ウイルスが再活性化することで発症します。
治療は抗ウイルス剤の内服を早い時期から行うことが大切です。

帯状疱疹はうつりませんが、水痘（水ぼうそう）に感染していない人にうつると、水痘を発症することがあります。

2016年から50歳以上の方は、自費でワクチンを接種できるようになりました。小児に使用する水痘ワクチンと、サブユニットワクチンという種類のものがあります。
予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、罹患したとしても症状が軽く済みます。

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