ウェルシュ菌

広島市の調剤薬局グループ 株式会社ファインプラス
まえだ薬局西原店 カレー好き薬剤師 バヤシ

気温も湿度もぐんぐん上がっていますね。
広島市では6月18日から食中毒が起こりやすい気象条件になったということで、食中毒警報が発令されているようです。

特に最近「ウェルシュ菌」という食中毒の原因菌が注目されているようなので紹介します。

自然界に広く分布する菌で、食品では特に食肉が汚染されている場合が多いようです。
最大の特徴は、熱に強い芽胞という形態をとるため、熱しても死滅せずに生き残る点です。
また、酸素のない環境を好むため、寸胴鍋で作るカレーがやばいですね。特に2日目以降。
寸胴で大量に作ると加熱後もすぐには温度が下がらず40℃から45℃の温度でウェルシュ菌は増殖します。
その後、再加熱しても死滅することがなく、温めてゆっくり冷めてを繰り返す間にウェルシュ菌はどんどん増えます。
恐ろしい。
ちなみに、症状は6から18時間後に下痢と腹痛を起こすとのこと。

今日はカレー作りました。

いっぱいあるんで頑張って食べます。

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